スポーツ障害とは?
「スポーツ障害」と「スポーツ外傷」
スポーツ障害とはどのようなものなのかをわかりやすく説明します。
スポーツ障害とは、スポーツをしている間、またはその期間中に傷めた、痛んできたというようないわゆる「スポーツ障害」と「スポーツ外傷」に分かれます。
「スポーツ障害」はそのスポーツ特有の動きを繰り返し行うことによって身体の一部に負担がかかり、痛みが出てくることをいいます。たとえば野球のピッチャーであればボールを繰り返し投げるという動作を行いますので肩に負担がかかり、痛みが出たり、サッカー選手であれば、足に負担がかかる動作が多いので、膝や足を痛めてしまう訳です。
「スポーツ外傷」はそのスポーツ特有の動きの時に一度に多くの力が体に加わったことで体の一部分が大きく損傷を受けることをいいます。たとえば、バスケット ボール選手が体育館で走っていて急に止まることで、膝の靭帯に大きな力が加わり、その靭帯が切れたりすることもあります(前十字靭帯損傷)。
そのほか、ラグビーや格闘技、柔道など、体と体が強くぶつかったりするスポーツでも、ぶつかった時に大きな力が体に加わり、けがをすることがあります。これらはスポーツ外傷といえます。
以上のように「スポーツ障害」は、スポーツによって体に負担が少しずつ蓄積したために痛みが出てくることに対して、「スポーツ外傷」は、スポーツによって大きな力が身体にかかった結果、けがをして痛みが出るということになります。
スポーツ外傷はその原因がはっきりしているので明確に区別することができるのですが、スポーツ障害はその痛みがなんとなくであったり、いつの間にか痛いなどいつから痛いのか明確でなく、痛みの原因があいまいで分からないことが多々ありますので、そのような痛みの分析は、専門的な知識と経験が必要です。
院長経歴
- 平成7年3月 関西鍼灸短期大学卒業
- 平成7年度 鍼・灸師 国家資格取得
- 平成7年4月より日本中国医学研究院「劉針灸院」勤務
- 平成10年4月より「藤原針灸院」として独立
- 平成19年12月より、更なる施術の向上を目指し「ほぐしルームふじわら治療院」と屋号を変更。現在に至る。
- 一般社団法人奈良県鍼灸師会 理事
- 一般社団法人奈良県保険鍼灸マッサージ師協会 理事
- 令和3年5月より地元の加西市で「ふじわら鍼灸院」開院